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闇の中の儚い光たち
それは闇の中の"儚い光"の昔の話。

**アリシア・バズ**

アリシアにとって家族は父親のヒースクリフだけで、唯一の存在だし好き。
なのに、父親は忙しくて中々構ってくれない。"赤い輪の娘"には沢山構っているというのに。
だからアリシアは煮詰まって溢れる程に嫉妬していた。だから"赤い輪の娘"が大嫌いだった…。

父親に近づきたくて猛勉強した。
大人に負けないくらい知識も持った。
しかし父親は振り向いてくれなかった。

"赤い輪の娘"の方が、もっと頭が良いから?
"赤い輪の娘"には、ハンターズとしての才能も満ち溢れているから?
"赤い輪の娘"は、世間でアイドルみたいに可愛がられてるから?

嫉妬する間も、実の娘より他の娘と多くの時間を過ごしている。
いつしかアリシアよりも沢山の時間を過ごす父と"赤い輪の娘"。

けれどアリシアはやはり、いつも重たい本を持ち勉強している。
時間が空く暇も無く本を読んで沢山勉強した。

「アリシアは勉強が好きなのだな」とヒースクリフは言う。
アリシアは笑顔で首を縦に振って下を向いた。

― 気持はちっとも伝わらない。

そうではないというのに。


**Code:340-540-164**

少年は戦争孤児で、軍に拾われ物心がついた時には既に特殊訓練と教育を受けていた。
軍は長期局地戦で軍人が不足していた為、戦争孤児を見つけては拾い、戦いの全てを叩き込ませる。
特に戦争孤児の傭兵は扱いが酷い。
幼い子でも局地戦で戦って金(少額)を稼いで食べ物を得て生きなければならない…。

彼等は言う。そうしなければ生きられないのだ、と。

生きる為の金が少額な為、窃盗恐喝は日常茶飯事。
弱者や幼児が餓死する事は多かった。
少年も毎日小さな欠片のパンで腹を満たしていたという。

いつもの様に局地戦で戦い負傷、餓えもあってか少年は膝をつく。
炎と煙で見えない中…
ぼんやりと大きな人影が近づいてくるのが分かった。

敵なのかと銃を構えようとするが、思った様に力が入らない。
冷たく光るそれを床に転がしてしまう。
両手をついて肩で息をし、上を向くと鋭い目と視線がぶつかる。

「こんなに幼い子までも…」

低い声が降りてくると少年は重い体を立ち上げた。
男は少年に興味がある様で「貴様の名前は何だ?」と問う。

「…」

返ってくる言葉はひとつも無く、少年は足を引き摺りながら去っていった。

***

10年程経った頃には、少年は少し大きく(推定13歳程)成長していた。
傭兵と掛け持ちで"踏み入ってはならない場所に齧る程度で居た"少年は、倒れて血を流し空を眺める。
朝か夜かも分からない永遠の曇り空を映す瞳は、嘗ての海や青空と同じ色をしていた。

「― 大丈夫か小僧」

そう低い声が聞こえたと思った途端、鉛の様に冷たい手をした女が少年に包帯を巻いていく。
「動くな、治療してやる」と、曇り空の代わりに映り込む男。
少年は抵抗する力はもう残っていなかった。代わりに少年は掠れた様な声で「ありがとう」と呟いた。

鋭い眼光を向け、「よくもまぁ何年と耐えたものだ」と男は零す。

「そうだ小僧、今度こそは名を教えてもらおうか」
白が混じった肩程ある髪を靡かせ、男は静かに笑みを浮かべる。

その全てを見透かすかの様な鋭い目に見覚えがあったが、その言葉に少年は"あの時の男"だと確信する。

少年は少し黙った。
そして静かに口を開く。

「オレはCode:340-540-164だ」

どう聞いても名前で無いそれを「そうか」と男は聞き入れた。
それどころか「ではCode:340-540-164は抹殺されたとしよう」と続ける。

「私はある活動をする為、組織を立ち上げようとしている。貴様を最初の一員として歓迎しよう」

少年は「勝手に決めるな」と言った。
― が、男は「昔一目会った時から決めていた」と、まるで聞く耳を持とうとはしなかった。

煙を突き抜ける様に輝く鋭い眼光が少年を見る。
その全てを見透かすかの様な目は既に知っていた。


少年が"情に厚く、義理堅い性格"だと言う事を…。




【2011/08/06 】 | COMMENT(0) |
【Category : PhantasyStarOnline

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